お正月からごめんなさい
もうお正月ではありませんが、去年12月のはじめ近くの公園に行った時の話です。
その公園には壁をよじ登って(ボルダリング)滑り台で降りる遊具があるのですが
これです。
娘が怖がるもんだから「怖くないから見ててごらん」なんて調子こいて私が登ったところ、部品の1つをバキッと折ってしまいました。
「ジーザスっ!」
私の脳がフル回転で膨大な量の情報を分析し、答えを導き出します。
「逃げるべっ」
膨大な量と言いましたが、逃げるか逃げないかの二択だけなんですけどね。
しかし思いとどまりました。
いつも娘には「素直になりなさい」だの「正直に言いなさい」だの「ウソはいけない」だの言ってるくせに逃げちゃマズイだろってことで「お父さんこわしちゃったから管理人さんところ行って謝ってくる」と言い、娘と一緒に行きました。
行く途中
「弁償すんのいくらかかんだよー」
とか
「怒られたくねぇー」
とか
「路上ライブして弁償代、稼ぐしかないかな?」
とか
「特に歌が上手い訳じゃないけど音楽って味だろっ」
なんて考えてると花壇の世話をしているおばさんがいたので熱い魂の叫びを伝えました。
私「すみません、公園にある壁を登って降りる滑り台あるじゃないですかー」
おばさん「はい」
私「あそこの壁に登るための突起した部品、私が娘に見本を見せようと登ったら折ってしまいましてー申し訳ありません」
実物を見せる
おばさん「あーきっと老朽化ですね」
私こころの声
「怒られないパターンじゃね?」
「老朽化だってすげーいい人じゃん」
「おばさんじゃなくてお姉さんだな」
私「弁償はどうしますか?」
お姉さん「大丈夫ですよ」
私こころの声
「怒られなかったよ」
「お姉さんじゃなくて天使だな」
「翼のない天使っているんだな」
お父さんどうよって、ドヤッて娘を見たところあさっての方向見てました。
お父さんトホホですよ
そして1月1日、同じ公園に行ってどうなったか見てきました。
ズームイン
緑の斜め下
直ってませんでした。
私の体重が重くてごめんなさい
そして登りづらくしてごめんなさい