vision street wear
4年ほど前にユナイテッドアローズのアウトレットで買いました。
私「ヴィジョンのマークゴンザレスじゃないですか?」
店員「はぁ」
私「27.5あります?」
店員「無いですね、28なら」
私「大きいけどマークゴンザレスだから買います」
というやりとりを覚えています。店員さんも熱い私に対して、なかなかの “ポカン” ぶりでした。
マークゴンザレスというのはプロスケートボーダーの名前です。80年代にvision street wearというメーカーからマークゴンザレスが出していたスケートボードのデッキ(板)のデザインが靴に描かれていたため即買いしました。
オーリーという技でこすれて穴が開かないように靴の横がゴムで補強されてます。
今から27 28年前、それはもうかわいらしいスケーボー少年だった私はスケートボード専用(専用ではない)の靴も欲しくなり、雑誌で調べるとVANS、airwalk、とこのvision street wearという 3つのアメリカのメーカーから靴を出していることがわかりました。
私が住む街にもスケートボードショップはありましたが、いざ買おうと思ったときにはサイズがなく、わざわざ東京の原宿にあったストーミーというお店でVANSのローカットを買ったことを思い出します(ってvisionじゃねーのかよっ)
でーなぜ今ごろそんな話してんだよっ、シジィの昔話聞きたくねーんだよって感じですが、昨日ライトオンという服屋さんに行ったところ、当時スケートボードショップにしか売っていなかったあのvisionが普通に売っているではないですかー
「とうとうvisionまでが簡単に買えてしまう時代が来てしまったか」靴ではなく、ビーニー(ニット帽)ですが。
次にABCマートに行きました。原宿のストーミーまで買いに行き、今では普通に買えるVANSのコーナーを泣きながら通り過ぎ、アディダスのコーナーへ。
「うそだろ?」
普通に買える分「あんまこの辺で売ってないんだよねー」って言えなくなってしまったこの悲しみを妻に伝えてもなんのことやらサッパリだし「会社で肋骨折ってからスケーボー乗るの怖いんでしょ?」と痛いところをつかれたくないのでこちらに書かせていただきました。
ここで私は断言させていただきます。
ありがとうございました。